シッダールタ・チャイルド・ディベロップメント・ファンデーション

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- 笑顔を取り戻そう-

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私たちの名前、"シッダールタ(Siddha-artha)"は、「成就」を意味しています。この世界に生を受けた全ての子供が、幸せに生きるという私たちの願いが「成就」する日を夢見て。

-私たちができるまで-

当団体の創設メンバーの1人は、04年のスマトラ沖大津波でまだ5歳の子供を失った被災者でした。私たちは、子供たちの健全な育成、子どもたちが自分の生まれ育ったコミュニティー内で生活のサポートを行うために、公的機関の担当者や専門家とチームを組んで、活動を進めています。

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-私たちが目指している社会-

すべての子供たちが、自分たちの家族と共に伸び伸びと安心できるコミュニティの中で、十分な栄養と教育と共に、互いに尊重し合える環境の中で暮らしていける社会

-私たちの取り組み-

srilanka_map.gif・子どもたちが、全ての教育、健康管理、その他関連ニーズを満たすために必要な財政的サポートをする。

・子どもたちの家族やコミュニティーを通して、平和で安全な環境を作り出す。

・子どもたちが、個人・集団として、感情を表現したり、考えを伝えたり、能力を発揮したりするための、機会や環境を作り出す。

・子ども・親・コミュニティーの三者が、良い関係を築いたり、つながりを深める機会を提供する。

・コミュニティーに対して、幼児の発育に関する助言を与えたり、ガイダンスを行ったり、モチベーションを喚起する。

・困窮した母親に対して、経済的な自立、社会的地位の向上、精神的発展を達成するために、機会の提供、ガイダンスの開催、アドバイスを行う。

-私たちが守りたいもの-

scdf02.gif私たちが、活動を通して守りたい相手は、「スリランカ国内の7つの地域からの大きな傷を負っている子ども」たちです。

その子どもたちの中には、同じ地域で働く政府機関のソーシャルワーカー、教育機関の従事者、子供の人権推進局、子供たちが暮らしているコミュニティなどを通して紹介された津波の被災者である子ども、深刻な貧困地域出身の子どももいます。その紹介してくれた諸機関の従事者は、同時に、我々のよき仲間として、月に一度の定期訪問を行い、我々にレポートを提出してくれることで、我々の活動をサポートしてくれています。このプログラムは、子ども本人だけではなく、10地域において、子供の親や関連するコミュニティのメンバーに対しても行われています。

R0015195.JPG Our Services No.1


8つの地域より選ばれた100人以上の子供たちが、18歳になるまで、すべての教育のための支出、健康管理への支出、その他関連する支出についても保障されるような奨学金制度による財政的サポート

シッダールタ里親制度
*一人の子供につき月々2000円のお支払いをいただくことで、子どものサポーターとなることができます。子どもからは、定期的に手紙が送られてきます。

当法人メールフォームから、件名を「SCDF里親」という件名でお問い合わせ下さい。

LinkIconメールフォーム

a3.jpg Our Services No.2

子供たちが、奨学金制度の受けながら、家族やコミュニティーの中で、安心と心地よさを感じながら、暮らすこと。そして、家族に対しても、自発性の喚起や子育てに対する意識向上を行うこと。

・訪問と近況報告(月に1度~)
サポートを受ける子どもがいるコミュニティ内のサポーターが、月に一度の頻度で直接訪問し、子どもの成長の様子を評価します。
また、定期的に、サポーターは、学校や関連する教育機関、子どもクラブに足を運び、奨学金を受けている子どもの活動などを月に一度、3ヶ月に一度といったペースで私たちの団体に報告してくれます。

・両親または保護者との面談(3ヶ月に1度)
私たちの団体の最高意思決定機関又はそれに準ずる機関が、奨学金を受けている子どものコミュニティを面談のために順次訪問し、コミュニティと不安や問題点などの情報をきちんと共有します。特に、幼児期の発育に関する知識の普及、意識の向上などもこの期間にあわせて行われています。

・家族ピクニック(年に1度)
奨学金を受けている年の終わりに、家族としての子育ての意欲を高めたり、子育ての意義を再認識してもらうために、家族ピクニックを開催しています。お寺など家族が楽しめる場所で、ゆっくりと時間を過ごしてもらいます。

・サポート体制
コミュニティ内のサポーターと私たちの団体のメンバーは、コミュニティの協力の下、親へのサポート体制も整えています。この活動の目的は、コミュニティが主導的な立場で子どもの発育に関わり、時と場合に応じてお互いにサポートしあう体制を作り上げるためです。このプログラムが長期的に効果を上げるためにも必要なサポートです。

・心理社会的プログラム
コミュニティが率先して、共に心を静める機会を持つように働きかけます。それは、仏教、その他の宗教観に基づくものでも構いません。これは、コミュニティのメンバーが、一緒に何かを行うことで一体感をもたらし、平和を促進する効果があります。

・親の生計向上プログラム
必要に応じて、現在持っている技術、適性、資源を考慮に入れながら、親への仕事を紹介を行っています。このプログラムの実施にあたり、職業訓練、技術向上の機会を提供したり、融資を行ったりします。

DSC05777.JPG Our Services No.3

奨学金を受ける子供たちや団体のメンバーとなっている子どもたちが、子供クラブの活動やコミュニティ主催の会を通して、「生きる力を育む」ことについて、発表したり、その技術に関する展示を行うことで、より高めあう機会を提供する。

・「生きる力を育む」ワークショップ
各年度の奨学金を受ける子どもの選定を受けて、2~3日という日程で、グループ単位で、「生きる力を育む」ワークショップが実施されます。このワークショップは、同じ日程で毎年行われ、同時に、親や保護者へも同様のワークショップが開催されています。

・交流プログラム
奨学金を受ける子どもたちは、各年度の終わりに、交流プログラムとして、他のグループと交流します。そこでは、子どもたちにより強い「生きる力」を身につけるだけでなく、共有し、発展する機会を保障するためです。このプログラムは、4年間に3日間のワークショップとして5回ほど開催されます。このプログラムも同様に、両親や保護者に対しても実施されます。

・子どもクラブの概要
子どもの「生きる力を育む」ワークショップやコミュニティ・リーダーへのトレーニングの結果として、10の地域に40近くの子どもクラブが設立されました。以下のプログラムは、「子どもクラブ」をサポートするために行っている活動です。
 図書館プログラム
 カウンセリングサポート
 教育サポート
 子どもクラブの登録業務
 子どもの権利協議会など

DSC05699.JPG Our Services No.4
奨学金を受ける子どもたちやその家族、子どもクラブの会員児童へ、必要に応じて、幼児期の発育に関する情報、技術的なサポートおよびガイダンスを10の地域にある40地区に提供する。

~子ども+家族+コミュニティの先に明るい未来がある~

(08年11月アプカス中期報告書より)

シッダールタ・チャイルド・ディベロップメント・ファンデーション(以下SCDF)は、スリランカの特に最貧地域で子どものトータルサポートを行っているNGOです。

活動する各地区に社会福祉士のプロジェクトマネージャーを置き、その下のフィールドワークスタッフとボランティア・スタッフが常時、奨学金を受ける子どもと家庭へのケアを行っています。資金面の援助だけにとどまらず、ランチつきの土曜日補講の実施、母親との教育相談、コミュニティベースでの教育の必要性に関するワークショップの開催、教師とのティーチングスキル向上のためのワークショップ、子どもクラブの運営などを行い、スリランカの総合的な教育レベルの底上げを目指し活動しています。今年度は、290人に及ぶ子どもへの奨学金制度と学力向上プログラム、40校以上での図書館設置&運営プログラムに注力しているということで、メインスタッフによる会議に参加させてもらいました。

スリランカの教育事情で深刻な問題の一つが、教育格差が大きく、読み書きができない子どもが多々いるとのことです。統計上のスリランカ識字率には、97%という数字がありますが、SCDFが活動を行う紛争周辺地域・最貧困地域にあるWahalkada小学校では、全校生徒196名に対して、読み書きができない生徒が75名もいるという現状があります。また、そのような地域では、親自身が教育に対する重要性の認識が低く、学校に行くよりは労働力として子どもを考えているということでした。当然、この裏には、貧困という問題があり、その背後には、田舎の貧困地区には経験の乏しい新任教師が派遣されるため、教師のティーチングスキルが未熟であること、また、それら向上させる機会が、僻地であるため、乏しいという問題が複合的に絡んでいるとのことでした。

PB060910.JPGアプカスも参加したSCDFスタッフ会議(SCDF事務所内)

スタッフ会議では、今後の目標について、白熱した議論が展開されました。奨学金制度と学力向上プログラムについては、子ども学習到達度の目標をどこに置くか、人材をどこに重点的に投入するかの2点について、深い話し合いが行われていました。また、図書館設置&運営プログラムについては、プログラムの終了を間近に控える中で、今後、子どもたちによる図書館の運営可能な学校での業務の引き継ぎや教育行政との調整についての話し合いが行われていました。 
今後は、奨学金制度においては、子どもの継続的な学習環境の整備、特に母親の生計向上が必要であり、第一段階として、裁縫業や商店を営む3人の母親の事業計画を経営の専門家とともに立案している段階とのことでした。資料や状況が整えば、当法人のマイクロファイナンス・プロジェクトである「オンコ・プロジェクト」の融資対象者として応募したいとの提案をいただきました。また、SCDFとは、学校の修復および貯水タンク設置プログラムについて目下助成金を申請中であり、来年度も識字教育プログラムを共同で実施する予定です。

On Going Project

Economic Empowerment for Early Childhood Development

-幼児を育てる親の経済的基盤を安定させるための技術的・経済的サポートプログラム-

愛情をもって育てるケア(Care)の他に、経済的基盤としてのキャッシュ(Cash)が必要です。その両輪が、うまく回らなければ、子どもにとって幸せな居場所を作り出してあげることはできません。

昨今問わず、母親は子育てを行うことで、キャッシュを得るための職業訓練を受ける機会が減少し、貧困への道を辿ってしまう・・・そのような悪循環が、社会保障制度が乏しい後進国では強く作用します。子どもを守るためには、そして愛情の中で育っていくためには、親の生計向上が、絶対に必要なのです。

目的

技術的なサポート、自立のための資金を提供することにより、貧困層の子どもの親の経済的基盤を安定させること。

実施概要

step01:企業家育成ワークショップの開催(2回開催)

 32人の母親、6人の社会事業活動家、社会福祉を専門とする学生、 3人の講師によって構成されています。経済的自立の必要性について考えを深め、母親にとって無理のないビジネスを選択してもらえるよう対話を行うワークショップです。また、子育てに関する知識の普及も行われます。

step02:面談とサポート・プログラム

 上記ワークショップと同じ構成
資金供与後もきめ細かなサポートを継続的に行うことがこのプロジェクトを成功させる鍵となります。 資金供与前にビジネスプランを作成し、専門のコンサルタントがサポートを行います。その中で、実現性の高い持続的なビジネスプランになるよう意見を出し合い、お互いの信頼関係を築いていきます。

step03:経済基盤強化のためのマイクロ・クレジットの実施

 ワークショップから面談、サポートプログラムまで、参加し続けた母親のみが融資対象者となります
 (これは、モチベーションのある母親のみを融資対象者とすることで、無担保融資における貸し倒れリスクの軽減をめざすためです)

期待される効果

親が、子どものすこやかな成長を阻害する経済的困窮を未然に防ぎ、養育資金を確保できる。

カウンターパート及びドナー募集

.現在、アプカスのオンコ・プロジェクトとの連携を模索しています。また、このプロジェクトに関するご寄付も随時受け付けております。

コンタクト

アプカスを通して、SCDFとコンタクトをお取りになりたい方は、以下のメールフォームより件名を「SCDF」とした上、お送りください。SCDF代表のニラーニさんは、日本での研修経験もある方で、日本語もお話になります。

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