アプカスギャラリー

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Illustrarion Setion

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イラストと写真と映像で…私たちの活動を知ってもらう。
このページでは、様々な「デザイン」を通してのコミュニケーションを試みようと思います。

スリランカへも何度も足を運ぶたびにその時の「出会い」や「思い出」、「驚き」や「感動」をベースに作品を作っています。

今後は、現地と連動したアートワークを展開し、皆様にご紹介していこうと思っています。

甘い紅茶

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若干薄暗い部屋に紅茶とバナナ。お母さんが、たくさん砂糖を入れて、どっさりバナナを目の前に置いてくれます。日本人に興味津津の子どもが、恥ずかしそうにこちらを見つめています。スリランカで活動する日本人がよく出会う光景かもしれません。

甘い紅茶は感謝と歓迎のしるし。みなさんもぜひ体感して下さい。

リユース

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一般家庭でよく目にする足拭きマット。それらは、古い衣服や布を細く裂いてより合わせ、ひも状になったものをぐるぐると巻きつけ縫いつけていって、出来上がる。適度に厚みがあり、よく水を吸い、カラフル。Dil aksaneeカンパニーの店先には、そんなカラフルなマットがたくさん陳列され、運び込まれた古布の詰まった袋が山になっている。
風土や文化に根ざした自然発生的なリユースが、ここにあります。

いま、おもう

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その少年の足は、はだしだった。当時9歳。

スリランカ北部の、内戦の激しい地域出身の彼は、戦争で家を焼かれ、母を亡くした。父は再婚したが、その義母とうまくいかず、家に居づらいのだという。

はにかんだ笑顔が印象的だった彼は、いま、どこで、何をしているのだろうか?

kozou

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スリランカのゾウ園で見た親子。
仔像が母像に鼻をからめていました。

私が何度も仔像の体に触っても、仔象は気づきもしません。
2人の世界がそこにはありました。

象の孤児院

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親のいない仔象を引き取って、育てている象園
耳をヒョウに食べられてしまった象や、
象牙のために目を撃たれ、見えなくなってしまった象も。

社会見学の子供たちで、にぎやか

街のタイヤ屋さん

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いろんな車、スリーウイラー(バイクに屋根と後ろにベンチをつけた、小さなタクシー)もタイヤ交換に集まってくる。
コロンボ近くの、小さいけどにぎやかな街

暑い、、、


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PHOTO SECTION

RIMG4300.JPGコミュニティ内でお互いの家の屋根打ち作業を助けあう。コミュニティの互助意識の自発的な強化がすべての土台になるはずです

一枚のポストカードから

step_boy.jpg私、伊藤の石川との出会いは、大学時代に遡ります。温井も同じ大学に通っていました。ただ、全員、あまり真面目な学生ではありませんでした。ただ、よくどんなことにでも、いっちょ前に朝まで議論だけはしていたような気がします。劣等生以外の共通点と言えば、理想主義者だったということでしょうか?
2002年に大学を卒業し、石川と温井はそれぞれ、海外青年協力隊員として、それぞれスリランカとエクアドルに旅立ちました。私自身は、もう少し勉強をしたいと2年ほどさらに大学に通いました。その間も忘れた頃にやってくるそれぞれ現地での試行錯誤、若者特有の青い思いが詰まったメールを読み胸を躍らせたものでした。04年の暮れ、スマトラ沖津波が発生し、スリランカにも大きな被害をもたらしたことは皆さんのご記憶にもあるかと思います。その頃、石川からのEメールが急に増えだしました。そのメールには、理想と現実の深い亀裂の前で、それでも懸命に現地で奮闘する姿が見て取れました。

私が初めて石川から相談されたのが、石川が避難キャンプで撮影した少年のポストカードのデザインでした(あまり、よいデザインは提案できなかった気がしますが・・・)。

時は経ち、そして、そんな我々も30歳を迎え、アプカスというNPO団体を立ち上げるに至ったのか?思い返してみても、色々な方々との出会いや思いのおかげとしか言いようがありません。

これからも出会いを大切にし、もっと色々な人々の色々な力を有機的につなげていければ、と思っています。


PB0809551.gif活動も本格化した08年に初めてスリランカに滞在する機会に恵まれました。様々なサイトの視察、現地NGOや行政当局との面談を行う中で、平日の昼間にちょっとした観光者向けの紅茶庭園に立ち寄りました。駐車場に車を停めると、小学校の高学年くらいの少年に囲まれました。手にはビニール袋。「袋の中のお菓子や果物を買ってくれ」とのこと。

camera.gifスリランカで私たち日本人は、物珍しく、お金があると思われるのか(?)、様々な人が、周りに集まってくるなんてことがよくあります。確かに、少年が売りつける(?)お菓子は、20円程度で高いものではありません。普段なら「買う買わない」は、「いるいらない」の問題として、簡単に処理できますよね。この場合だと、私の心のうちは「いらない」というものでした。
このお菓子の裏側には、様々な問題が隠れています。きっと、親に頼まれて(?)学校よりもこの場所に来ているはずです。その裏には貧困。貧困の裏には・・・

買っても買わなくてもこの少年たちは、また明日ここに来るのです。
「明日から学校に行くなら買うよ」と言うと、少年は「わかったよ」と即答。買ってはみたものの気持ちは複雑です。

PB091013.JPG地滑り被災者移転地区内の仮設住宅にて住民と共に歩くということは、簡単ではありません。よそ者の我らをパートナーとして信頼してもらえるように何度も何度も話し、笑い、一緒に考え・・・その繰り返しの中で、徐々に信頼関係が出来上がっていきます。
基本は、同じ目線で、けれど、冷静な目線で、足と足と向かい合わせながら、様々な背景を持っている人々と対話を行っていきます。

この写真は、地滑り被災者の仮設住宅にお招きいただいた時に、撮ったものです。石川とはすっかり顔なじみのこの家のお母さん。最近、住宅内で小さな雑貨屋を始めました。私は、細々函館で駄菓子屋を営んでいた祖母のことを思い出しました。
そういえば、足が三つありますね。一番左は石川で、小さな足はこの家の子どもです。そういえば、石川はどんな悪路もビーチサンダルだったような気がします。ちなみにコロンボからこのサイトまで、車で8時間くらいかかったと思います。

LinkIcon地滑り被災者への仮設住宅建設プロジェクト


THEME: "walk-foot-footprint"

上記の2枚の写真は、アプカスの団体名にアイヌ語での「歩く」という意味があることから、出会う人々を撮影した足元の写真です。そこから何か見えてくるのでしょうか?私自身もまだわかりませんが。結構、想像力が掻き立てられ、その場の生活感や雰囲気が出ているような気もしています。これからもこのテーマで撮り続けていこうと思っています。

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地滑り被災地の女の子。訪問した時間が、日が沈んだ後ということもあり、夕食時でした。夕食前に仮設住宅内で英語を勉強していました。こっちが気になりつつ勉強しているので、あまりはかどっていないかもしれませんが(笑)。唯一の照明は、昼間にソーラーパネルで充電した蛍光灯ランプ。この家の明かりは、これ以外ありません。この写真を撮った時に、「蛍雪の功」とは、こういうことなのだなぁと甘い紅茶をすすりながら、考えていた記憶があります。

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他サイトの地滑り被災地の女の子。おそらく、我々日本人に会うような経験はあるはずもなく、恥ずかしそうな表情で我々の後をついてきます。ちょっと隙をついて、写真を撮ると、このような表情が撮れました。09年度も引き続き、日本からの助成金で恒久住宅建設を支援できることになりました。彼女にとって日本はきっと特別な国として認識されているに違いありません。


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紅茶畑が広がるヌワラエリア地区。急斜面の山一面が紅茶紅茶紅茶。車道の本当にギリギリまで紅茶畑が、せり出しています。

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コロニアルな佇まいと熱帯の生命力が不思議な一体感を持って空間を作り出す「トロピカル建築の神」と評されるジェフリー・バワの建築。他の彼の作品にもぜひ行ってみたいと思わせる素敵な空間でした。

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メガプロジェクトによる影響調査のための近隣住民へのヒアリング。足しげく通うことで、情報をアップデートし、住民と対策を考える。声を集めることで、少しずつ世界は変わってゆくのかもしれない。この後会った行政担当官は、「NGOのやつらってほんとにうるさいなぁ」って言っていました(笑)。作用と反作用って感じで、やはり「ちょっとうるさい奴ら」も、やはり必要なのでしょうね。

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ワラパネ地すべり被災者移転地区。雨期を前に住宅建設プロジェクトは大急ぎです。去年は、サイト訪問するたびに、今後の活動に不安をおぼえましたが、七転び八起きしつつも、少しずつ人々の生活は進んでいます。

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アプカス子どもクラブの建物の前で遊ぶ子どもたち。英語クラスや子どものレクリエーションを開催しています。

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被災地近くの街。乾燥した空気とむんむんとした熱気。バスの排ガスの匂いと多くのごみに少し最初は驚きました