スリランカ 旧紅茶農園 長屋再生プロジェクト

長屋再生プロジェクト

「スリランカ×建築×社会起業」の可能性を追い求めて

セイロンティ-の名で知られる紅茶の生産が盛んなインド洋の島国・スリランカ。

その中央高地にあるバウラーナ村では、紅茶農園が約30年前に閉鎖されて以来、紅茶生産を生業としていた人々の生活が苦しくなる一方です。

この村で、紅茶生産労働者の住まいとして建てられた築100年以上の長屋(Line House)を地域ツーリズムの拠点に再生します。僻地の村落で埋もれかけた長屋の魅力に光を当てるべく、地域の住民と日本のNGO・建築の専門家・学生が共に進めるチャレンジをぜひ応援してください!

トップ石壁デザイン

 

2015年3月上旬に大庭が現地に入り、改修工事が開始されました。

2015年3月3日現在の長屋の基礎工事の様子。少しずつプロジェクトが進んでいます。

プロジェクト参加メンバー

石川 直人 (アプカス スリランカ事務所代表)
プロジェクト全体のコーディネートを担当。現地関係機関との調整、日本人専門家の受け入れ、スケジュール管理などを行う。2007年団体発足時より、アプカス代表理事。アプカスが実施する全てのスリランカ事業、東日本大震災支援活動のプロジェクトマネジメントを行っている。災害復興支援、農村開発、農業支援、環境技術、子どもや障がい者支援、BOPビジネス等の国際協力分野で豊富な経験とネットワークがある。酪農学園大学農食環境学群特任研究員、青年海外協力隊員OG(スリランカ/環境教育)、コロンボ市行政アドバイザー

伊藤 俊介 (アプカス 日本事務所事務局長)
当プロジェクトでは、広報、会計、報告業務等を担当する。2007年よりアプカスが実施する全てのスリランカ事業の日本側のプロジェクトマネジメント、東日本大震災プロジェクトの実施責任者を担う。酪農学園大学農食環境学群特任研究員、北海道教育大学函館校国際地域学科非常勤講師

プリヤンタ ニローシャニ(アプカス デルトタ事務所 プログラムマネージャー)
スマトラ沖津波被災地における復興住宅コミュニティ支援などNGO業務のフィールド・コーディネート、女性支援の経験が豊富。デルトタ事務所に駐在し、バウラーナを含むキャンディ県のアプカス全事業の現地側責任者。明るくパワフルな人柄とやさしさで、日本人メンバーのよき”姉貴”として、プロジェクトを現場で支える。

前田 昌弘 (京都大学大学院工学研究科 助教)
長屋再生の基本計画と調査研究を主に担当。専門は住宅計画学、コミュニティ研究。スリランカには2004年インド洋大津波をきっかけに関わり始め、住宅復興とコミュニティ再生に関する研究の成果をもとに論文を取りまとめ、2012年に博士(工学)取得した。NPO法人アプカスとは、東日本大震災における仮設住宅の住環境改善支援の実践的研究などでも協働してきた。当プロジェクトでも、実務家と研究者の協働を通じて、バウラーナの地域再生と建築文化の継承を目指す。

大庭 徹 (一級建築士事務所 大庭徹建築計画)
再生する長屋の設計を担当。友人である前田氏に誘われて初めて訪れたスリランカにのめり込む。建築家としては、個々の地域で古くから培われてきた土着の智恵、工夫、技術に着目し、それらを現代版としてバーションアップ(再編集)することでつくる、21世紀を生きるための建築と生活を目指して活動中。

平石 年弘 (国立明石高専建築学科 教授)
建築環境・設備、農業環境工学、環境技術・環境材料の専門家として、地域の課題を実践しながら解決するアクションリサーチを多数展開し、兵庫県におけるため池の保全、生ごみの堆肥化、アオサ(海草)の堆肥化で成果を上げている。2011年より、アプカス適正技術アドバイザーとして、スリランカに複数回滞在し、環境工学の技術や持続可能な農法を現地の仕様に合わせて体系化する適正技術の分野で、現地に根差した実践的な研究を行っている。

平井 聡 (京都大学大学院地球環境学舎環境マネジメント専攻)
大学時代は、建築と都市計画を学び、卒業論文では「都市開発に伴う水害リスクの実態とリスクコントロールの課題-福井市を対象として-」と題して、研究を行った。大学院生のインターン先として、「場所的に珍しいという理由(?)」で、スリランカのアプカスを選択。2014年9月から11月までのおよそ3か月間現地バウラーナに滞在し、大人になる階段を一歩ずつ登りながら、長屋調査補助、プロジェクトの現地調整補助として、住民の生活の中に入りながら、地域の新たな魅力を探し続ける。3食続くカレーと住民からの甘い紅茶攻勢に食傷気味との噂も(笑)

初めて航空写真から村を見る住民と共に地図で場所を確認中

初めて航空写真から村を見る住民と共に地図で場所を確認中

第1回調査終了後の関係者と近隣住民との記念撮影